2024/11/23 07:00:00

Bluesky

Bluesky Meetup in ASO の参加レポート

或る福岡の朝食

前日の博多での青空会合を終え、我々は朝食のために星巴克珈琲に居た。麺麭を齧り珈琲を啜る。前日の余韻が冷めやらず皆、電脳携帯電話を用いて青空で遠隔の従者と対話を為て居る。然う斯うする中に、氏と合流する時間が迫ってきた。今日は鱈さんの運転する自動車に乗せて頂いて阿蘇まで咖喱を嗜みに向かうのだ。片道一刻と半刻余の長旅。昨日初めて会った旦那と二人で沈黙に耐えられるか心中不安で仕方が無かった。然し刻は満ちた。いざ参らん。

道中

案ずるより産むが易し。鱈氏は青空で拝見する御姿と変わらず実物も大層饒舌で在った。道案内は自動車経路誘導機構に任せる姿勢では在ったが、慣れた物腰で加速踏板と減速踏板と操舵装置で自動車を意の儘に操る。道中は誠に数多の話を為た。家族の話、生業の話、旅先の話。然うした話を通じて鱈氏の理念や信条の様な物を知る貴重な時間を得る事が出来た。高速道路の走行中燃料切れの危機が訪れた為、休憩施設に寄って給油為んと誓ったにも拘らず、対話に夢中で休憩施設を通過為て仕舞った。高速交差点を降りて警告通知に怯えながら最初の給油所で無事に給油を終え事無きを得た。

到着

目的地の香辛料台所には午後を半刻程過ぎた頃に到着為た。阿蘇神社の駐車場は既に満車で有り香辛料台所の店主の三辻氏に鱈氏より架電為て肥後銀行の駐車場に停めるが良いとの情報を得る。鱈氏は三辻氏の指示に従い銀行の駐車場に駐車。吾は礑と気付いた。此処は肥後銀行では無く熊本銀行で在る。鱈氏にその旨を伝え隣の肥後銀行へと自動車を誘う。漸く目的地に到着した。此処が彼の有名な咖喱の聖地で在る。吾は感動を禁じ得ず其の御姿を電脳携帯電話を用いて撮影し青空に送信為た。

入店

扨、香辛料台所に入店為たが多くの海外からの観光客が既に食事を為て居り満席。暫し待つ。漸く着席。注文は鹿咖喱と熊咖喱の相掛を大盛。加えて発酵乳飲料も追加為た。程無く咖喱を載せた皿を持った三辻氏が現る。一つの皿に数多の小料理と咖喱が混在し少し宛味変為ながら頂く形式で在る。熊本の野生材料の咖喱は肉と香辛料とが絶妙に配合されて居り無尽蔵に食欲を掻き立てられる。純粋に美味で在る。吾は御代を為たい衝動に駆られたが既の所で踏み滞った。食事を終えた頃には店内には他の客人は一対のみ。其の客人も程無く退店。店内には三辻氏と鱈氏と吾の三名と成った。

談話

食事後も三辻氏と鱈氏と吾の三名で暫く談話為た。三辻氏の阿蘇への想い、平時の取組、世間への露出。一つ一つが理に叶って居り彼も又熱き漢で在った。其の後、昨日の福岡の青空会合で紹介為た特注時系列作成手段を三辻氏にも伝授為た。三辻氏にも興味を持って頂いた有り難い。本手段は早々に完成せねば成らぬ。吾は心に誓った。

退店

香辛料台所の営業時間は疾うに過ぎ談話に夢中で後回しに成っていた発酵乳飲料(洋杯の意匠が復古調で趣きが有る)を頂き新幹線の乗車時刻の心配も在った為漸く退店。香辛料台所の滞在時間は一刻と半刻を回って居た。土産に香辛料の粉を五つ購入。御会計を為たが明らかに鱈氏に多額の請求を為れた様だ。鱈氏に往復の交通費の精算も請うたが此方も計算が怪しく少額請求で在った。鱈氏は非常に楽しんだので良きと仰ったのだが後で幾ら考えても腑に落ちぬ。吾は感謝で涙為た(誇張)。

帰路

流石に帰路は無口で在ろうと想像したが然に非ず。旅の追想等、一刻と半刻と四半刻(帰路は市内が渋滞の為時間が掛った)殆ど談話して居た。此の御仁如何程の対話の懐の深さで在るか。改めて尊敬の念と感謝の情に言葉を失った(失ってない、喋ってた)。博多駅まで送って頂き通りもんを三つ会計為て予約して居た新幹線に飛び乗った。非常に濃密な二日間で有った。鱈氏には未だ何も送って居ない。何時か雪辱を果たさん。

注釈

文章書くのに漢字一杯使ったろって思って書いたら古文現代文漢字かなぐちゃ混じりの変な文章になったけど書き直す余裕もないので勘弁してね。たらさん往復運転ありがとうございました。いつか何か送りつけます。ミツジさんも長時間ありがとうございました。会社でマサラのこをいつもお世話になってるメンバーにプレゼントしたら家族が何にでもかけまくって大好評って言うてました。もうちょっと布教活動頑張ります。

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